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通信
2018/08/27

インターネット経由で操作できる赤外線学習リモコン スマホで外出先からエアコンをONにできる「eRemote」が便利すぎる!

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夏になると誰もが考える「帰る途中でエアコンをONにして、帰った瞬間に涼しい部屋に入りたい!」という願望。最近のエアコンは、スマートフォンとの連携機能が提供されているものも多く、この願望を現実にできる製品も登場してきています。しかし、筆者の自室に設置されているエアコンは残念ながら対応していない。エアコンなんて頻繁に買い替える代物でもなく、最新のエアコンばっかり対応しているなんてズルイといつも思っていましたが、スマートホームデバイスを手掛けるリンクジャパンから、スマートフォンから自宅の赤外線リモコン付き家電を操作できる「eRemote」という製品が発売されているということで購入。これが思った以上に便利な製品だったので、今回は製品の特徴や、実際に使ってみてわかった使い勝手を中心にレポートをお届けします。
*アプリのバージョンにより内容や操作性が変更されている場合がございます。

eRemoteは、スマートハウスを実現するスマートホームデバイスを手掛けるリンクジャパンから発売されている赤外線学習リモコンです。一般的な赤外線学習リモコンと大きく異なるのが、インターネット経由で操作できること。外出先のスマートフォンから専用アプリを使ってインターネット経由で指示を出し、その信号を自宅の無線LAN経由で受け、赤外線で各家電に信号を送ることで、各家電をコントロールできるのが最大の特徴です。

赤外線学習リモコンなので、エアコンだけでなく、テレビや照明といった赤外線リモコン対応の家電操作ももちろんOK。しかもeRemoteがすごいのは、本体の導入費用しかかからないです。これまでにもこういった製品はいくつか発売されてきましたが、いずれも、サービス利用に月額料金などのランニングコストかかるケースが大半でした。しかし、eRemoteなら、スマートフォンと無線LAN環境さえあれば、これらの機能を導入コストのみでフル活用出来ます。

最初からスマートフォンと組み合わせて使用することを念頭に開発しているためか、本体は潔いほどシンプル。おにぎりのような独特の形状を採用した本体は、赤外線信号を360度まんべんなく飛ばせるように、7つもの赤外線送信端子を内蔵。電源は付属のACアダプターからmicroUSBケーブル経由で供給する形です。本体側面部分には、無線LANの接続状況や学習リモコンの状態を確認できるLEDインジゲーターも用意されています。なお、eRemote内部には温度センサーも内蔵されており、外出先からeRemoteが設置されている部屋の温度を確認することも可能です。エアコンの遠隔操作目的で本製品を購入する人にとっては、かなりうれしい機能ですね。

 

セットアップ自体は非常に簡単で、電源を接続したeRemoteを無線LANの電波が届く位置にセットし、スマートフォンに専用アプリ「BroadLink e-Control」をインストール。自宅の無線LANにスマートフォンを接続し、アプリの指示に従って無線LANのSSIDとパスワードを入力するだけでOKだ。特殊なネットワーク構成にしていなければ、この時点でつまずくことはないはずです。

ちなみに、このセットアップが完了した時点で、外部ネットワークからのアクセスも許可されます。アプリ側で行うリモコンの遠隔操作はもちろんのこと、アプリに学習リモコンの内容を学習させることまで、スマートフォンの3G/4G回線経由で行うことが可能です。

アプリを使ってリモコンの内容を登録。マクロ登録できるシーン機能も便利!

初期設定が完了したら、次はアプリへの学習リモコンの登録だ。アプリには、利用頻度の高い「エアコン」や「オーディオ」、「Apple TV」、「照明」、「テレビ」といったプリセットメニューに加え、ボタンの位置や順番をユーザーが好みにカスタマイズできます「カスタマイズ」、フリップなどのジェスチャー操作に対してリモコンの内容を学習させることができる「ジェスチャ」といったカスタマイズメニューが用意されています。たとえば、エアコンのリモコン内容を学習させたい場合、エアコンを選択し、表示されるボタンにリモコンの内容を反映させていくという流れだ。アプリ側に表示されているボタンを押すと、学習待ち状態に切り替わるので、eRemoteにリモコンを向け、覚えさせたいリモコンボタンを押して学習させておきましょう。

自分で好きな場所にボタンを配置できるカスタマイズメニュー(左)と、ジャスチャーに対してリモコンの内容を学習させることができるジェスチャの画面。筆者は、テレビ視聴でよく使う機能をジェスチャに持たせており、左右のフリックはチャンネル変更、上下のフリックはボリューム調整、シェイクは入力切り替えといった感じで登録している

 

基本的にはリモコンの数だけこの作業を繰り返していくことになりますが、登録動作がかなり軽快なので、けっこうサクサクと登録できます。テレビのようなボタンが多いリモコンでも、それほどストレスなく登録できるはずです。また、アプリに登録した学習リモコンの内容は、同じ無線LANに接続した他のスマートフォンにコピーすることが可能。家族にリモコンアプリを共有することになっても、全員分のスマートフォンで面倒な登録作業を繰り返し行う必要がないというところもうれしいポイント。

ちなみに、今回購入のきっかけになったエアコンの学習リモコンについてだが、こちらだけちょっと特殊だ。アプリには、手動で登録する「手動学習エアコン」のほかに、「オートリモコン」という機能が搭載されており、アプリ側にあらかじめ登録されているエアコンであれば、リモコンスイッチを押すだけで基本動作の設定が完了する仕組みになっています。だた、最近のエアコンは高機能になっているため、機種によってはオートリモコンが使えないことがある。私のエアコンもまさにその機種で、手動学習エアコンでしか登録できませんでした。

私の部屋に設置されているエアコンのリモコンだと、冷房や暖房といった動作モードに加え、風量、風向き、設定温度などが1つの信号になって発信されます。そのため、オートリモコンに自動で用意されている温度調整ボタンが使えないです。幸いなことに、eRemoteには温度センサーが内蔵されているので、たとえば設定温度を低くしたメニューと、設定温度が高いメニューの2つを登録しておけば、温度を見ながらコントロールすることができますが、登録が多少手間です。それでも、スマートフォンで外出先から遠隔操作できるのはやっぱり便利ですね。

まとめ

ここまでeRemoteの使い勝手を中心にレポートしてきましたが、やはりスマートフォンからの遠隔操作に対応していない古いエアコンでも、eRemoteを追加するだけで遠隔操作できるという点はかなり魅力的。特に生活リズムが不規則で、帰宅時間がいつもバラバラという人とっては、スマートフォンからいつでもどこでもエアコンを操作できるeRemoteはまさにうってつけの製品といえます。また、室内の温度をモニタリングできる点も便利で面白い。これからの暑い季節になると、家で過ごすペットのためにエアコンを付けっぱなしにしているという人も多いと思いますが、そういったペットの体調管理という面でもeRemoteは使えそうですね。

赤外線リモコンの信号を送信するという仕組みのため、信号が確実に届く場所に設置しなければいけないということと、複数の部屋で利用するには部屋ごとに1台購入しなければいけないという欠点はありますが、その欠点を充分補えるほど便利な製品に仕上がっています。今年は全国的に厳しい暑さなので、eRemoteを導入してうまく活用してみてはいかがでしょうか。